おばあさん(前の旦那の母)が、一切料理はせず、買ってきたお惣菜ばかりを食べさせて、娯楽ばかりに走っている前の旦那とおばあさんのかたわら、常に家で1人だった梓は、高校生になる頃から、家にはほとんど帰らず、友達の家を転々としていた。







こんな沙知絵と梓。




隆也は梓と沙知絵を姉として見ていて、隆也は梓だけがお父さんが違うのだと頭の中で解釈していた。







この子たち皆が大きくなった時、1人1人が幸せであってくれたらいいな。と、当たり前のことを願った。