『ご…ごめんなさい……。』 『いやいや。ただ、うちのに話したら、旦那や周りの人たちに、隠されてるのは嫌なんじゃないかって言うからさ。』 涙が止まらなかった。 子どもたちの為に貯めたお金も、全て義母さんや旦那の娯楽の為に消えていったとは…しかも、会社の人にまで頭を下げさせて……。 『本当に…すみませんでした……。』 私は買い物がまだ途中だったことも忘れて、ぼーっとしながら家へと帰った。