『梓?こないだ何も言わずに遅くまで遊んでたって?自転車持って帰ってきちゃったりもしたのか?ママからきいたぞ。』




旦那は優しく言う。






『うん。』





『そういうのは、駄目なんだぞー。ママに叱られちゃうからなー。』




旦那は梓の頭を優しく撫でた。







これで叱ったことにはなるのだろうか…私は、ただただ心の中に不安しか残らなかった。







-- それから、
 しばらくたったある日。---