『帰ってくるのが面倒くさかったから、ランドセルを草のところに投げて、遊びに行ってた。』
梓は言った。
それから、家には一度帰ってきなさいと前にも言ったことを梓には言い叱ったが、梓は自分は何も悪いことはしていない。という顔をしていた。
その後も、学校の周りにある自転車を盗んで学校から帰ってきたり、私には何も言わずに親が夜仕事に行っている余所の家で夜まで遊んでいたり…。
そのたびに、小さな沙知絵を連れながら、私は周りに1人で謝りに行った。
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