私、梓、沙知絵、そしてその時の旦那と、色々ありながらも仲良く暮らしていこう。


わたしは、そう思って生活をしていた。







手を繋いで歩く自分の子どもたちを見て、多少の嫌なことがあっても私も頑張れていた。




その頃の私は、旦那の母に些細なことで嫌みを言われ続けていた。







『真佐子さん、魚焼きグリルで魚焼かないでくれる?グリルに匂いがつくじゃない!』




魚焼きグリルで魚焼かなきゃ、使い道ないだろ!と突っ込みを入れたいところだったが、それも我慢した。