『あ…ヤッベー……。うわ…頭痛ぇ……。』 孝治は頭をおさえた。 『昨日、飲み過ぎたんだよ…!二日酔いってやつだよ。部屋に入って寝な。こんなとこで寝てたら、いくら夏でも風邪ひくよ?』 『あ、ありがとう。悪かったな!じゃあ、仕事場で!』 孝治が部屋に入っていくのを、今度はちゃんと確認してから車に乗り込んだ。 ------------- それから数日後。 私と孝治が組む日になった。