「だ、誰よ!」



‘ガサガサガサガサ’



「出てきなさいよ!」


徐々に大きくなる黒い影。


もしや変態?痴漢?


私があまりにも可愛いからって〜。困っちゃう〜。


人間じゃなかったら、とりあえず仲良くしとこう!



(ちょっと頭の飛んでる主人公ですみません)



するといきなり


「ガオー!!」



オオカミが現れました。




「な〜んだ。オオカミか。ビックリさせないで」


お構いなしと云った様にスタスタと歩いて行きます。


これにはオオカミもビックリ!


呆気に取られ、口をポカーンと開けています。



「怖くないの?何で?」



オオカミは思い切って聞きました。