「??どーしたの??翔君??」

「それ!!その「翔君」じゃなくて、
　翔でいいよ～
　で、俺はみくって呼んでもいい??」

ぎゃーーーーーーっ。

やばいやばいやばいやばいっ。

「…えぇっ!?」

「やっぱ駄目だよなー。急にそんなこと言われても嫌だよなああー」

「違う違うちがあーうっっっっ!!いーよ良い!!
　全然いいっ」

「ぶはっっあははー。かわいーねー美空は♪」

「お世辞はいーってっ
　嘘でもブスは喜ぶんだからっ」

初めて美空ってよばれたああっ（お父さんのぞくっ）

「お世辞じゃないよ―?こんな可愛いのにー。
　ってか俺のこと翔って呼んでみ?」

「………翔…」

「うわぁ～♪俺女の子に翔って呼ばせたことないよ?
　美空特別～♪」

「恥ずっっ!そうなの??」

「そーだよ～美空だけ。」

うわあ～♪特別ってっ!!

超嬉しいーっ…

…って。

「??そんな見つめないでよ…。恥ずい…」

そしたら翔はちょっと優しく笑って。

……!?!?!?

………ってっ!!!!!

…………キス!?!?!?!?!?

目がぁ…開いたまんまでっ。

硬直してるっ…あたし。