「ちわー。俺、翔っていうんだー。よろしくな」

翔と名乗った男の子は明るくて楽しい感じの男の子。

「あっ…どもっ…。美空です…。」

あたしは緊張してうまく喋れなかったけど、

あわててあたしも自己紹介した。

「ちょいっ。何2人だけで自己紹介なんかしてんのっ」

舞花はあたしたちを見て言った。

舞花がちょっとニヤついていたから何だか顔が赤くなって。

「あはは~ごめん!!」

あたしはこういいながら舞花の隣に座った。

「じゃじゃっ。あらためて自己紹介しよっか??」

あたしの前の隣の人が手早く進めた。

すると、

「はーい!!あたし舞花ですっ」

と明るく舞花が言った。

次にさっき翔と名乗った人が

「俺は翔!!よろしく~」

と次々と自己紹介していって、あたしの番になって。

「あ…えーっとあたし美空っていいます!!16です!よろしくっ」