「そっかー。初恋かー。うん。あたし応援すっから!まあ頑張りなよ」

さっきまで馬鹿にしてたくせに急に親友らしい発言をした紗耶になぜか泣きそうになった。



綺麗な笑顔

優しい話し方に低い声

何より彼のもつ雰囲気


陽輝の思わぬ一面を見て、一瞬で持ってかれたあたしの心



あの時からあたしは
陽輝が好きで好きで仕方なくなった。