友達に呼ばれ振り返ったあと




いつもの通学路の長い一本道





私はもうすぐで学校につくところで倒れた







おなかが急激に痛くなりいずれ頭がボーとしてきて



目の前が薄い闇にのまれてく・・・








私はたおれ、その後は覚えてない・・・






多分、友達やその周りにいた人たちが私を運んでくれたんだろう








きずいたら目の前が薄いクリーム色のした天井?






(あっ!!そうか、ここは保健室か・・・
私倒れちゃったんだよね・・・)








おなかはまだ痛い





起き上がろうとしても起き上がれないや・・・






私がドタバタしてる音に気づいたのか





カーテンの向こうから人が数名入ってきた







「りく・・・気づいたのね・・・」







ちょっと涙ぐんで母が言った








「もう、4時間目よ・・心配かけて・・・

具合悪かったならちゃんといいなさいよ・・・まったく」










ごめんね・・・お母さん







そういいたかったけど声が出ない・・・







「当麻さん、娘さんは気づいたようですが、話せないようですね。起きるのも自由には聞かないようなので一度病院のほうへいかれたほうがいいかと思われます・・・。」











「そうですね。今日行ってみます。」





お母さんが先生の言うことを受け入れると先生はすぐ何らかの書類のようなものを書き始めた。










私、何が起きたのかな・・・






まだ、意識が朦朧としていて、思い出せない・・・










朝は元気だったのにな・・・






お母さんは帰りの準備をしてくれて




私はそれをただ、待つだけだった・・・