『うん。ありがとう。
 そう言って貰えると嬉しいよ!!
 でもね、この前田口が
 一年のときは彼女いらんって言ってたから…。
 だから田口を信じるよ』

『もー葵ったら!!
 あんたは本当に田口にベタ惚れやん!!
 わかった。頑張ってね?
 なんかあったら言うんよ?』

『うん。ありがと!!』

この時、わたしたちの友情は
益々深まった。
陵・・・
ほんとありがとう。
めーっちゃ大好きだからね。



うん。
田口なら大丈夫!!
信じるしかないよね。
なんの根拠もないけど
この時の私は、ただただ
信じることしかできなかった。

だって告って田口との
今まで築きあげてきた関係を
壊すことだけは、絶対に嫌だ。