俺は早足で公園へ向かった。

「夏美~!!」

夏美はブランコに座っていた。
なんか表情がパッとしない…。

「どうした?」

「距離置こう…?」

はあ?
なにそれ…
いきなりなんなんだよ…

「はあ?それってどうゆうことだよ!!」

「結臥のこと嫌いになったわけじゃないけど
 今は距離を置きたい…。」

夏美?
頭おかしくなったのか?
俺全然理解できねーんだけど…

「わりー…全然理解できねー…
 俺なんかしたか?」

「今日の朝学校で無視して教室いったから…。」

はあ?
そんなことかよ…
俺はただ恥ずかしくて…

「あっアレは…
 ただ恥ずかしくて…」

「でもうちはそれがいやだったんだよ…」

俺だって無視したくなかったよ…
でも、この恥ずかしさは変えられねー…
なんでわかってくれないんだよ…

「ごめん。気をつけるから…」

謝ってもダメなのか?

「・・・・・・・・」

「おいっ…はっきりしろよっ!!」

俺はつい強い口調で言ってしまった。