「私もよく知らないんだけど…神田が…あ、友達が最近出来たって情報くれたの。多分、お魚とか見るんだよ」

執事の神田…とは言えず、友達にしといた。
ごめん…神田!!

「ふーん…お魚?つまらなそうだわ」

最初よりもくだけてない?
敬語無くなってるよっ!?
まぁ、私はこっちのほうが子供らしくて好きだけど。

「とりあえず、そこ行こう?」

「……いいわっ」

ツンツンしている姫乃ちゃんに苦笑いしつつ、私達は最近出来た噂の水族館へと向かった。