「スースーん〜カイのぉ〜むぅ…」

「クスッ」

あれから疲れたのか、海ちゃんはコクッと寝てしまった。

「海寝ちゃったー?」

星は洗い物やら洗濯やら忙しそうに動き回ってる。

私も、手伝いたいんだけど…
手をしっかり海ちゃんに握られてて、外せないんだよね(汗)

「海ちゃん寝たけど、私手握られてて星手伝えないっごめんね!!」

「ははっ別に俺のこと何か気にしないで…ってそう言ってる間に、今日のノルマしゅーりょー!!」

バンザイをする星に、

「お疲れ様。ありがとう」

私はにこりと微笑んだ。

「うん…ってー海、すげぇ安心して眠ってるなぁ」

私達の元に来た星は、眠ってしまった海ちゃんを見て嬉しそうに微笑んだ。