「おいひぃ〜♪」

もぐもぐ夢中で食べる海ちゃんに、

「よかった♪」

私は心から嬉しくなった。

「ほんとっ昴っち、美味い!!」

海ちゃんと同じように夢中で食べてくれる星。

「ありがと、星」

私が微笑むと、

「…//…んぐっごほっげほ!!」

ぼっと赤くなったと思ったら、詰まったみたいで噎せだした。

「ちょっ大丈夫?!星!!」

「だっ…ごほっじょ…ぐぶっ!!」

涙目だよ!!

「せぇちゃんっお水飲まなきゃ!!」

小さい手で、星に水を渡す海ちゃん。

…いい子だなぁ。

「んっあ…ぐふっごくっごくっ…は…はぁ…あ…ありがと、海」

やっと大丈夫になったか。
全く…ご飯食べるにも一苦労だな(笑)

「どーいたしまして♪」

海ちゃんは、にこにこと、食べ終わるまで笑っていた。