「これですぅお姉ちゃんが来れるつごーができたね〜」

「「…………」」

「ちょっ海//何言ってんの?!てか何処でそんなの覚えてきたの?!」

「へへー…せーちょーしたの。カイ」

「はぁ??意味わかんないしぃっ」

ギャーギャー

仲、いいなぁ…(笑)

ていうか、冷めちゃうし。

「ね、2人とも、食べよーよ」

ピタ

じゃれあいが止み、海ちゃんがご機嫌でテーブルに近付く。

「…食べるー♪」

「ちょっ、海!!誰に教わったの??」

まだ諦めてないのか、星。

「まーまー星、食べてからでいいんじゃない?」

「…はぁい」

ぷくっとしながらも、私の言うことを聞いてくれる星に、よしよしをして、私は海ちゃんと一緒にテーブルの前に座った。

「…//ずるいよ」

星が小さく呟いた一言は、誰にも聞かれず、切なく響いた。