「ほ…ほんと!?すぅお姉ちゃん!!」

ぱあぁっと明るくなった海ちゃんの顔に私は頷いた。

「ねぇ、星。準備してるとこ悪いんだけど、私に代わってもらえないかな?夕食」

「へ?…何で急に?」

私が言い出したことに、きょとんとする星。

「まー…ね?お願いっ」

片目をつぶってお願いする私に、

「え、うん。俺は別にいいんだけど〜急にどーしたのかなって…」

星がはてなを浮かべつつも、了承してくれた。

「ありがと。理由は後で。ねっ海ちゃん!!」

私の問い掛けに、

「うん♪」

元気良く頷いた海ちゃんを見て、

「…?」

星はますます不思議がっていた。

ていうか私、昨日今日と、料理しかしてないような…?