「昴っちぃ〜いーこぉー?」

「「「「「(なんだなんだ〜?俺達の昴にまた何か用か〜?)」」」」」

翌日の放課後、また例の如く次の使者がやってきた。

そして、またクラスメート達は心の中で野次を飛ばした。

「あーはいはい」

昨日は楽しかったなぁ…
今日は星とだけど、どこに行くんだろう…

「今日はねー?公園に行くよぉ」

「公園??」

何で?

「ふふーっ会って欲しい子がいるんだっ」

「…へー…わかった!!」

星が会って欲しいっていう人か…

「んじゃーれっつごーっ」

「うわっ…星っ引っ張らないでよっ」

私は星に引っ張られながら、公園とやらに向かった。

これは…デート…なのだろうか…