「ただいまー…」

トタトタッ

「あ、たっちゃん。おかえ…昴さん!!!」

「こんにちは。巳子ちゃん。お邪魔します」

「へ?えと…こんにちは」

ペコッとお辞儀する巳子ちゃん。
おさげは健在だ。

「状況がわかんねーとさ」

「あぁっ…えっとー…今日は巳子ちゃんと遊ぼうと思って…来ました!!」

「えっ?!本当ですか?」

目がキラキラしてる巳子ちゃん。
可愛いなぁ…

「あぁ、俺が頼んだんだよ。巳子、俺は上に行ってるから、昴に色々してもらえ?」

「う…うん!!たっちゃん、ありがとう!!」

「おう」

フッと笑った辰志は、上に上がっていった。

ここに居てもよかったんじゃ…?