1年経っても、2年経っても…両親が迎えに来てくれることはなかった。たまに父から電話が来る。その時には、父にいらぬことを言うなと念を押されていて…父にも話ができなかった。

いじめも祖母の…今思えば虐待に等しいことも、どんどんエスカレートして…毎日死にたいと思わない日はなかった。…ただ…あたしが死ねば、すぐ下の弟の風向きが強くなってしまう…。だから、死ねなかった。一番下の弟が普通に可愛がって貰えているだけが、羨ましかったが救いだった。