私の心臓が煩くて海斗の声が聞こえない。 おさまって。 「好きだ」 ―…私はこの時、恋が素敵なものだと思った。 恋なんて薄っぺらい感情だと思ってた… 愛なんて言葉だけで信じれないと思ってた。 それは両親がそうだったから………。 でも――… 海斗なら 信じたい。 信じれるの………。