何とも言えない




鈍い音が広がった。




『羅……夢…?』




私は、私の上にいる羅夢に声をかけた。




『懍っ…!』




羅夢は私の名前を言うと、私の上から素早くどいた。




『……どうして…っ』




ポタッポタッ




私は泣いている羅夢を見て、言った




『泣かないで』




と………