--次の日--
「ちあきー。
あたし返事決めたよ!」
「そっかっ!
ちゃんと伝えてきな!!」
「うんっ! ありがとう。」
「あたしは、
愛梨の見方だよっ!」
「ありがと~!
したら伝えてくるね!」

「・・・潤、ちょっといい?」
「おっ工藤おはよっ!」
「おはよっ!今返事
出してもいいかな?」
「おっおう!
したら屋上いこう。」
潤の後ろを
着いていくあたし。
「・・・・返事考えて
くれたんだ。」
潤は嬉しそうに
あたしを見ている。
「うんっ!」
あたしは小さく
深呼吸をして
「・・・潤となら
付き合ってもいいよ。
もっと潤のこと
知りたいし!」
「まじっ!やった~!」
潤はすごく笑顔だった。
その笑顔を見ると
やっぱり落ち着く。
「・・・これからも
よろしくなっ!!」
「うんっ! こちらこそっ。」
8月4日
潤とあたしの
大切な記念日となった。
「したら俺、先教室いくわ」「うん、わかった!」
潤はすごい速さで
屋上を飛び出した。
あたしも戻ろうとすると
誰かがあたしのほうに
走ってきた。
「・・・愛梨~!」
「っちあき! どうしたの?」「潤が嬉しそうに
教室入って来たから
まさかっと思って!!」
「あたし潤と
付き合ったよ!!」
「本当~!
愛梨おめでとう~!!」
「ありがとう。
ちあきが勇気くれたから
ちゃんと自分の
思うこと伝えれたよっ。」
「力になれてよかった~。」
ちあきは
あたしと潤が
付き合ったことを
本当に喜んでくれた。
あたしも
潤と付き合えてよかった。あたしもすごく
嬉しかったよ。
あたしはずっと
潤の側にいれると
簡単に思っていた。
だけど・・・・。