黙ってこちらを睨みつける空に
篤也がどうしよう、と
おろおろしていると、




松岡「約束したからだ。もう、むやみに人を殴らない、ってな。」



松岡が篤也の頭を軽く叩いて
言いました。




篤也「松岡…」




篤也はにこりと笑いました。




松岡「俺は自分の必要性が分かったんだ。前の俺とは違う。」



空「自分の必要性…?」






どしたの、お母さん?


…あなたなんて、
あなたなんて、
生まなきゃよかった!






空「…あ、あああ゛あ゛っ!!」




空は頭を抱えて、叫びました。




篤也「っ、空!?」



松岡「ちょっ、おい!?」



小嶋「空!?どしたの!?」