空「イヤだね。」




空は大きなあくびを
しながら言いました。




篤也「…は?なんで?」



空「関係ないでしょ」




空が冷たく言い放った言葉に、
篤也は何かが
ぷつんとキレるのを感じました。




篤也「っ、なんでだよ!」



空「うるさいなあ、イヤなものはイヤなの。」



篤也「なんで!ねぇ、なんでってば!」



空「うるさ…」



篤也「なんでなんでなんでなんで」





空「ああ、もう!うるさいって言ってんでしょ!!」




空はを勢いよく篤也を押し倒し、
馬乗りになって、怒鳴りました。




空「…いいんだよ、どうせボクなんて必要ないんだから。」




空が篤也に顔を近づけ、ささやくと、
篤也は顔を背けて、




篤也「…きゃっ」



空「…ん、きゃ?」