小嶋は篤也の手を振り払うと、
低い声で言いました。




小嶋「あーちゃんもオレのコト嫌いなんだろ。同情なんか、いらねェ。」



篤也「ちがっ…」





すぱこーん!!




突然。

篤也の言葉を遮って、
本日二度目の真っ白な黒板消しが、
小嶋の顔にヒットしました。



犯人は、
もちろん牧野です。




小嶋「なッ…!?」