松岡「いいか、よく聞け。俺だってこんな五人で仲良し、みたいなのは嫌だ。篤也と二人で居たい。」



空「僕だって。二人きりがいいさ。」



小嶋「奇遇だな、オレもだ。」



牧野「俺も。」




四人は真剣な目つきで
話し始めました。


いつもと雰囲気の違う四人に
篤也はおろおろしています。




篤也「おれと?ふたりでいたい?…どうして?…ど、どうして…。」



崎村「…。」



松岡「だがな、篤也はそれを望まないんだ。」



空「あーちゃんは、この五人仲良しが好きなんだよ。」



小嶋「誰かが思いを告げれば、この関係はオワリ。」



牧野「あーちゃんの、笑顔、の、ために、そんなこと、させない。」