篤也「…なに?き、きいてないよ!おじいちゃん!」




一方、篤也は頭を抱え、
つぶやきました。



隣の席の牧野が、
黙って篤也の顔色を伺います。




牧野「あーちゃん。どうした?」



篤也「だ、だいじょうぶ!何でもないよ!」




篤也は慌てて答えました。




先生「…と、いうわけだ。みんな、仲良くしてやってくれ。崎村の席は…松岡の隣があいてるな。」



崎村「いいえ、先生。オレには指定席がありますので。」




崎村はにこりと笑うと、
まっすぐ篤也の方へやって来ました。




篤也「な、なに…?」



小嶋、牧野、空、松岡「…?」