みんな、笑いました。
いつも眉間にシワを寄せていた松岡が
とびきりの笑顔で
優しくゆっくりと笑いました。
この世は自分一人だと、誰とも
まともに喋ろうともしなかった空が
華織や長谷川と笑いながら、
話していました。
人との関わりを避け、
皆に冷たくあたっていた牧野が
丸内や勇人と
笑顔で穏やかに話していました。
空気が読めず、
皆からうざかられていた小嶋が
笑いながら
神代と絡み合ってふざけていました。
そんな四人を見ながら
義男総長は言いました。
義男「篤也、お前は太陽だ。」
篤也「え?いきなりなに?くさいなあ。」
篤也はにっこりと笑って言いました。