車には、
運転席に牧野。
助手席に松岡。
二列目に篤姫と義男総長。
そして、一番後ろのほぼ荷台のところに
小嶋と空が無理矢理乗り込みました。


神代と他の子分はバイクに乗りました。




松岡「…牧野、一つ聞いていいか。」



牧野「何、だ。」



松岡「そのサングラスは、何処から持ってきたんだ。」




大きなサングラスをかけた牧野は
運転席で偉そうに
踏ん反り返っていました。




牧野「落ちて、いた。」




牧野は一度、深呼吸をして
ハンドルを握りました。


そして…。




牧野「アーハッハッハ!病院までブッ飛ばしてやんよー☆」



小嶋「ぎゃアアア!やっぱりィ!」



篤姫「なに!?何でキャラ変わってんの!?」



松岡「お前等、落ち着け。きっと大丈夫だ…ゴファッ!」



空「言ったそばから窓に頭強打して気絶したーッ!」



牧野「アーハッハッハ!気おつけろイ!」




牧野はそう叫びながら
猛スピードで道路を走り抜けます。




小嶋「ギャアアア!」



篤姫「きゃああああ!」