しばらく、
二人の殴り合いは続きました。



実力はほぼ互角で、
二人とも今にも倒れそうなくらいになった

そのときでした。




ガッシャーン!




という大きな音と共に、




華織「きゃああああ!」




という華織の叫び声が聞こえました。




松岡「なっ、何だ?」



金城「…姐御!?」




金城はその叫び声を聞くやいなや
顔を青くして、
華織と篤姫が居る場所に向かって
全速力で走り出しました。




松岡「…!待て!」




松岡もそのあとを追いかけました。