勇助「そうだなあ…。じゃあ、どこかのドラマで見た方法でやろうか。どちらが、最速スピードで走っていって壁寸前で止まれるか、を競うんだ!」




勇助はにっこりと笑いました。




牧野「ハッハッハー、いいねえ!乗ってやんよー☆」




牧野はポケットから輪ゴムを
引っ張り出して、
長い前髪を結び上げました。




勇助「ククッ、かかったな…!オレはいつも、コレを練習してるんだよ。オレの勝ちだな!」




勇助はボソッとつぶやいて、
ニヤリと笑いました。




牧野「とっとと始めよーぜ、ヒーハー!!」