義男「たしかに奴は、こんな危険な組で育てるな、篤也は自分に渡せ、と言ってきた。だがわしは、許さなかった。」



篤也「なんで…」



義男「だってうちの由紀子ったら、奴と結婚してないのよ。しかも、あっちの浮気で別れたあとだったのよ。」



篤也「…おじいちゃん、キモい。」



義男「そんな奴にわしの可愛い孫をやれるかァ!みたいな。」



篤也「おじいちゃん。なんだか緊張感ぶち壊しなんだけど…。」



神代「総長サン、孫バカやからなあ。」



華織「つうか長いんだけど。」



義男「うるさい黙れ。まあ、聞け。」



華織「拒否権無しですか。」




金城は、
義男を羽交い締めにしながら
大きなあくびをしました。