そのころ。




小嶋「つ、つ、つ、疲れたー!!」




道路を走りながら、
小嶋が叫びました。




空「まだなのー!?」



松岡「残念ながらまだまだだ。」



牧野「まじ、か。」



松岡「ああ。本当にまだまだだ。」



小嶋「泣きたくなってきたァー!」



空「奇遇だね。ボクもだよ!」



松岡「おらおら、喋っていると体力もたねえぞ。」




松岡は目の前の
激しく急な坂を指差して
言いました。




小嶋、空「なんなんだチクシャー!!」



牧野「あーちゃん助ける、どころか、自分が死にそう、だな。」



松岡「あっはっは」