小嶋「い今から!?さっきの紙には明日って…」



義男「ばかもん。そんなこと守ったって良いことは一つもないじゃろう。破って当然じゃ。」



小嶋「えええ卑怯モン!!」



義男「ええからはよお支度するのじゃ。」




よし子さんに

時間までおとなしく待機

と言われて、
小嶋、空、牧野、松岡は
二階に無理矢理つめこまれました。



その部屋のドアの
ひよこ形のネームプレートには

『あつや』

と書いてありました。




松岡「…まさか、ココは篤也の部屋ですか。」



よし子「そうですよ」



空「おじゃましまーす♪」



小嶋「あっテメエ!抜け駆けは許さん!!」



よし子「四人でこの部屋は狭いでしょう。もうひとつ貸すわよ?」



よし子さんが
ニッコリと笑ったのにつられて、
四人はひきつった笑顔を浮かべました。




小嶋「オマエら部屋かしてもらえよ。オレはココでいいからさ。」



牧野「小嶋こそ、借りろ。」



松岡「この部屋には俺が待機しよう。そして牧野と小嶋は、違う部屋を借りておけ。そして返せなくなって破産しろ。」



空「とかいう松岡が、イチバン破産しそうな顔してるけどねー。まあ、この部屋はボクが借りるから、みんなは違う部屋行ってよね。」




四人のいがみ合いを見ながら、
よし子さんは

あらあら

とか言いながら、
下の階におりていきました。


どうやら、

四人で篤也の部屋で待っていろ、

ということになったようです。