神代「なんやて…長谷川がやられたやと!?」




神代は後ろ方向に飛んで、
松岡と距離をおいてから
そう言いました。




千咲「へぇーあの子は強いんだ☆ボク、遊びたいなあー」



丸内「無茶は禁物でごわす。」




神代の横に並んだ二人が言いました。




神代「まあ待てや。松岡の強さは半端あらへん。せやから、オレと丸内で行くで。千咲は、それまであの子と遊んどり。」



千咲「リョーカイッ☆そこのキミ。ボクが遊んであげるよ!」



空「あれ?なんだかすごいナメられてるなあ。てかあんた、ボクと少しだけキャラかぶってんだよね。牛乳の飲み過ぎでしねば?」



千咲「なにそれ、ムカツいたー。キミ、泣くはめになるよ☆」




千咲は空にむかって走り出し、
足を振り上げました。




空「……はやい!」




少し反応が遅れたものの、
空は、間一髪。
竹刀で千咲のかかと落としを止めました。




千咲「やるじゃん。これなら楽しめそう♪」



空「…ははっ。ムカつく。」




空は千咲を突き飛ばし距離をおいて、
痺れる手を抑えながら竹刀を構えました。