篤也が転入してきた次の日のことでした。




小嶋「オハヨーあーちゃん!」



篤也「…おはよう、小嶋くん。」



小嶋「どしたのあーちゃん、テンション低いね!」



篤也「まあ一番ツッコみたいところはスルーして、あえてこっちにツッコもうかな。なんでおれの隣の席にいるんですか?」




篤也はシラけた目で
小嶋を見下ろしました。


どうやら、

小嶋が隣の席にいること

に足して、

あーちゃんと呼ばれること

も、気にくわなかったようです。



小嶋「照れんなよ!だってあーちゃんまだ教科書ないでしょ、トモダチいないでしょ、身長低いでしょ。」



篤也「余計なお世話です!」