「み、みんなちょっと待っ」
「って…うぉあっ!!誰かと思ったら広瀬じゃん!
お…脅かすなよなー。
まじで矢野センかと思ったし;」
でもそのとき
わたしの言葉をさえぎって、
一人の男子が翔に気づくなり、「おわっ」とすごい声をあげた。
「えっ?…ひ、広瀬くん?」
そして同じ1班のメンバーでもなく、
今までほとんど面識さえなかった翔が、突然この部屋にやって来たことに
あさみちゃんたちは何がどうなってるのか全く分からないといった表情で、終始オロオロした様子。
…翔は一体、何のためにここへ来たの?
今も後ろでホッと一息ついてる男子たちの顔を、じろりと見たかと思うと
あきらかに険しい目をして、そのままずっと黙ってる。
「…ん?でも、ってことはあれ?直…!直哉は?
あいつ、まだ戻ってきてねーの?」
でもこの時ふと、
勇樹くんが気がついたように口に出して騒いだ名前に
今まで何も言わなかった翔の肩が一瞬、ピクン!と大きく動いた気がした。
そしてすぐに勇樹くんたちの事を鋭くにらみつける。
「って…うぉあっ!!誰かと思ったら広瀬じゃん!
お…脅かすなよなー。
まじで矢野センかと思ったし;」
でもそのとき
わたしの言葉をさえぎって、
一人の男子が翔に気づくなり、「おわっ」とすごい声をあげた。
「えっ?…ひ、広瀬くん?」
そして同じ1班のメンバーでもなく、
今までほとんど面識さえなかった翔が、突然この部屋にやって来たことに
あさみちゃんたちは何がどうなってるのか全く分からないといった表情で、終始オロオロした様子。
…翔は一体、何のためにここへ来たの?
今も後ろでホッと一息ついてる男子たちの顔を、じろりと見たかと思うと
あきらかに険しい目をして、そのままずっと黙ってる。
「…ん?でも、ってことはあれ?直…!直哉は?
あいつ、まだ戻ってきてねーの?」
でもこの時ふと、
勇樹くんが気がついたように口に出して騒いだ名前に
今まで何も言わなかった翔の肩が一瞬、ピクン!と大きく動いた気がした。
そしてすぐに勇樹くんたちの事を鋭くにらみつける。