「ん?あれ…?ち、違うの?」
「あ…うん。…実はあのあと色々あって遊びに行けるどころじゃなかったっていうか…
とにかくほんとにごめん!おわびに今日何かおごる…!」
「ちょちょちょ…いいの!加奈子が気にすることないから!
いきなり誘ったのはうちらの方なんだし!
けど、良かったぁ~、
あたしってばてっきり、加奈子がキライに思ってるような事でも言っちゃったのかと…」
“キライ”
ホッと胸をなで下ろしながら
何気なく口にしたあさみちゃんの言葉に、わたしの心臓がドキッとする。
「はよー」
「うーっす」
気がつくと
教室内は、次々と登校してきたクラスメートたちの声で溢れかえっていて
しだいに周囲がガヤガヤと騒がしくなり、にぎわい始める中
わたしはとっさに顔をあげて、キョロ…と辺りを見回す。
「……」
……翔はまだ、来ていないみたい。
「あ…うん。…実はあのあと色々あって遊びに行けるどころじゃなかったっていうか…
とにかくほんとにごめん!おわびに今日何かおごる…!」
「ちょちょちょ…いいの!加奈子が気にすることないから!
いきなり誘ったのはうちらの方なんだし!
けど、良かったぁ~、
あたしってばてっきり、加奈子がキライに思ってるような事でも言っちゃったのかと…」
“キライ”
ホッと胸をなで下ろしながら
何気なく口にしたあさみちゃんの言葉に、わたしの心臓がドキッとする。
「はよー」
「うーっす」
気がつくと
教室内は、次々と登校してきたクラスメートたちの声で溢れかえっていて
しだいに周囲がガヤガヤと騒がしくなり、にぎわい始める中
わたしはとっさに顔をあげて、キョロ…と辺りを見回す。
「……」
……翔はまだ、来ていないみたい。