「美咲わるいなぁ~でも俺は美咲が思っているような人間じゃないんだよ。」
「うっうっう~」
ハルは美咲の頭をそっとなでてやった。
「美咲幸せになれよ」
ハルは自分が美咲に言える精一杯の言葉だった。そういってハルと美咲のデートは終わった。帰りの美咲はいつもふてくされたような表情でいた。車の中のパンクロックもいつもよりだいぶ控えめな感じで流れていた。ハルが美咲に帰りどっか食べに行こうといったが美咲は「いい」の一点張りだった。ハルは仕方なく帰りコンビニに立ち寄った。