「ん?」
振り返ると誰もいなく目線を下げると小さな女の子が立っていた。澄んだ瞳でこちらを見ている。
「ハルさんですか?」
「ん?そうだけどなんで?」
「美咲です」
「え?十八って聞いてたけど・・」
「ごめんなさい。十三歳なんていったら会ってくれないと思ったから」
「十三!?お~そうか美咲ちゃんかぁ~でもねこんな小さい子がこんな街中をうろついてたらダメだ。暗くなる前におかあさんのとこかえりな」