カウンターのテーブルにつきメニューを眺めながらハルは言った。
「ここはとんこつが旨いらしいぜ」
「そうなの」
「なんかだし汁がなんちゃらかんちゃらでいいらしい」
「なんちゃらかんちゃらってなに?」
「俺もその辺はよく分からない」
「ふっ何それ」
ハルの情報をあてにしたかそうでないかは分からないがハルに続いて美咲もとんこつラーメンを注文した。
「ところでさぁ~美咲のおじさんってどんな人だったの?」