“美咲です。明後日ヒマな人相手してください。優しい人大好きです。若い人おじさんでも全然オッケーです。メール待ってます。”
「ミサキかぁ~18かぁ~やっぱし女子高生にかぎるよなぁ~」
そういってハルはメールを送信した。
“ハルです。僕も明後日は空いてます。よかったらご飯でも行きませんか?”
メールの返信はすぐに来た。
“わーいうれしいです。楽しみたいです。”
ハルもすぐにメールを返した。
“じゃあ明後日木曜日に新宿の地下ポリに五時なんてどう?”
“は~い。わかりました。みどりのぬいぐるみのキーホルダーをつけたかばんを持ってまってま~す。”
「明後日かぁ~あっという間だな」
そうつぶやいてパソコンを閉じて寒い布団にもぐりこみさっき食べたカップラーメンのぬくもりだけを頼りにねむりについた。