昼休みが終わって3限の講義は東南アジア文化論だった。しかし、ハルの頭の中は東南アジアの文化そっちのけでアズマが言う連帯保証人のことで一杯だった。アズマの起業したいという夢はいいと思う。しかし、そんなに焦る必要はあるのだろうか?それから2日後ハルはアズマとバイトが一緒になった。その帰りファミレスに立ち寄りアズマと話し合った。
「どうや、考えてくれたか?」
「ああ、でもわかんねぇ~な」
「なんでや、絶対成功するで、というか成功したる?」
「どっからそんな確信が湧き上がってくんだよ?」