「いらっしゃいませ、ご注文おきまりになりましたらそちらのボタン押してお申し付けくださいませ。」
ハルと美咲はメニューを手に取り注文する品を選ぶ。
「なににすっかなぁ~、このきのこと温野菜和えソースのスパゲッティにしようかな。美咲は決まった?」
「うん決まった」
ハルはボタンを押した。ウエイトレスがそそくさとやってくる。ハルは注文の品をいいつける。
「ハルお兄ちゃんお母さん見つかるかな?」
「う~ん。わかんねーけどできるだけのことはしようぜ。それで朝は東京タワーのお店ばかり調べてたけどメシ食い終わったら今度は住宅街の方に行ってみよう。直接家を探すんだ。まぁすぐに見つかるとはおもわねぇけど。そして、それでもダメだったらここから銀座までのエステサロンに当たってみよう。そして、夕方の6時ぐらいから銀座のクラブが開くと思うからまたそこから聞き込み開始だ」