「アズマ、」
ハルは少し強い口調で言った。
「俺は行くよ。警察に全てを洗いざらい話しに」
そういってハルはアズマに背を向けた。
「ちと待てや」
後ろからそう声がしてハルが振り向くとハルの目の前には拳銃がつきつけられていた。
「おっお前いつの間にそんなもん」
「これぐらい持っとかんとこの世界居れんわ」
ハルは一瞬焦ったが悲しそうな声で言った。