「あとはご飯の上にのせれば完成。」
美咲はニコッと笑って言った。
「すげーうまそうじゃん」
「でしょ」
美咲は得意げに言った。30分後あつあつのご飯が炊けた。その上に美咲が作ったカツを一口サイズに切りのせる。まさにカツ丼だ。ハルはテーブルに運んだ。
「いただきま~す」
二人は声をそろえて言った。
「うんまい、最高」
「でしょ。コンビニのより全然いいでしょ」
「あん。すげーよ」
「良かった。気に入ってもらって」
「お前いい奥さんになれんな」
「そうかな~」
「ああ、間違いねぇ~」
ハルは大満足の顔をして食事を終えた。美咲を満面の笑みを浮かべている。