先に観覧車から降りた俺たちは冬馬と小雪ちゃんを待った。


待ってる間、


俺たちは手を繋いだり


なんて事はしてない。




普通に待ってただけ。







「待たせたー。」


「お待たせ〜。」


冬馬と小雪ちゃんが降りてきた。


この2人は何も変わってないんだろうか?



それを聞く勇気は無いから聞かないけど。




「帰ろーぜ。」


「そ〜だな。」





もうする事は無いし、


俺たちは家に帰る事にした。