そんなこんなで遠藤と騒いでいたら…


「何やってんだ…お前ら。」


冬馬が来た。


「あっ、冬馬くん!!聞いて聞いて!!大ちゃんがねー…」


遠藤が冬馬に対して俺の悪口を言いまくる。


「はは…また言われてんのかよ。まぁ大輔もほどほどにしとけよ。」


「はいはい。」


キィン…


「って…おい!!遠藤ッ!!危ねぇ!!」

「ふ〜んだ。騙されないもんね〜。」

「…あ゙ッ!!美咲!!マジで危ねぇ!!」

「またまたぁ〜冬馬くんまで〜。」

「バッ…カ野郎!!おらぁッ!!」

「えっ!?ちょっ!!キャア!!」

冬馬が遠藤に飛び付いた。


ドスッ…


「………あ。」

「………へ?」

「……がっはぁ…。」

ボールが冬馬の背中に直撃した。